”困ったちゃん”はお互いさまだろー!
1990年4月
いつも一致団結する6人。だが、多少なりとも不満はあるはず。たまには一気にチクリあってストレス解消しよーぜっ。そこにまた友情ができる…かは保証しません!
稲垣吾郎をたたっ斬る!
●ごろーはねえ、すぐムッとするんだよ。ふだんは頼みごとしてもイヤと言わないいいヤツなんだけどなー。一度注意ごと言うとふくれちゃう。ま、まだ子供、なのかな。フッ。(中居)
●そうそう、短気なんだよォ。ごろーくんがひとりで遅れて歩いたりしたとき「おーい早くゥ」とか呼ぶじゃん。すると「わーったよ」もう1回呼ぶと「わかってんだよ!」また呼ぶと「何回言うと気がすむんだ!!」って完全に切れるの。いつも同じでオモシロイから、ついついそれでボク遊んじゃうんだ。(香取)
●それに加えて、夜になるとあばれ出す!みんなで夕メシ食ってると、突然「ウォー!」って。シーンとなるのがキライらしい。(木村)
●ごろーくんは、去年SMAPがハワイに行った時、海でおぼれました!カヌーでムチャして沖までこいでいってひっくり返ったの。カヌーに必死につかまって「助けてー!助けてー!」って叫んだんだ。それ見てボク、助けに行こうとしたら、サーファーが通りかかって助けてもらったんだ。そのあと、疲れたのか、3時間ぐらい体育座りしてビーチでボーっとしてたのをボク知ってる…。(森)
●ひどいんだ!ごろーくんって。すぐボクに攻撃しかけてくるの。武器は水です!(コップの水をぶっかけようとするのだ)必死にボクも防戦するんだけど、上から下からやられて、びしょぬれになるんだ。くっそー、今度はごろーくんに復讐するゾ!(草なぎ)
草なぎ剛をヒッぱがす!
●今はそのままの髪だけど、ツヨシは昔、パーマをかけたりして、異常に髪型にこだわってたんだ。でも1回、パーマで大失敗して、暗くなりながら美容院出てきたところを友達に見られて、それからパーマをかけるのをやめたらしいよ。まあ、それで正解だと思うな。(稲垣)
●仕事で地方に行ってホテル泊まった時にさ、ツヨシ、ハブラシを忘れたんだ。ホテルに備え付けのやつもなくて「どーしよー、どーしよー」ってパニックしてんの。で、どーしたかというと、いきなり指で磨きだしたんだ!男の執念をオレは感じたねェ…。(中居)
●ツヨシくんはドジだ!「時間ですよ」のドラマやってたときも、その日収録の時間をまちがえて、プールに行ったらしいんだ。すぐハッと気づいたんだけど、ツヨシくんのところからスタジオまでは2時間かかる。超遅刻。それまで待ってもらってたみんなににらまれて、明るくふるまおうとしながらも顔がひきつっていたのを、ボクは知ってる。(香取)
●ホントまいっちゃうよォ。タイミングも悪い!10分ぐらいの遅刻ですんだときも、スタッフの人が急いでて置いてかれちゃったときもあるし。ま、気ままで自然児ってカンジなとこはいいんだけどさ。気をつけよーな!(森)
●こんな話もある。コンサートのとき、ステージで踊ってたら、何かヘンなんだ。よく見ると、ツヨシがいないんだ。出番が終わって楽屋に戻ったら、ツヨシが寝てる!起こしたら「終わっちゃったのォ」だって。大昔の話だけどね。(木村)
香取慎吾をアバく!
●シンゴは、鼻の穴に親指の第1関節まで入ります。名づけて”ブラッキー・ノウス”。これはちょっとマネできません。あと、撮影のとき、よく私服を衣装と間違えて着て、スッとぼけてます。(木村)
●これも鼻のことなんだけど、光GENJIのコンサートにSMAPが出てるでしょ?この前、突然シンゴが鼻血出したの!時間ないし、メンバーが必死にティッシュでふいたんだ。それが毎日続くの。どーも成長期だかららしい。いやー、鼻血すすりながらステージで踊ってるシンゴ見ると、悪いけどオレ、吹いちゃう。(中居)
●シンゴは完璧にボクをナメてるぜ!しょっちゅう「ホラ、ツヨシくんの顔ぉ~」とか言って雑誌のボクの写真にラクガキして見せるの。何回ヒゲを描かれたか…。(草なぎ)
●シンゴは、幽霊の存在をホンキで信じて、すっごく恐れてるんだ。この前、地方行って、ツヨシとボクとシンゴの3人でひと部屋に泊まったんだ。そしたらシンゴは寝るときに「ね、ごろーくん、幽霊出ないよね?ね?」ってしつこく聞くの。「気にしてると出るゾ!」って脅したら、結局朝まで眠れなかったんだってさ。(稲垣)
●そーなんだよ。よく歌のテープに不気味な声が入ってるってウワサされることあるよね?それ、SMAPの6人で試し聞きしたことがあるんだ。そのときも、ひとりでずっと耳ふさいでいたクセに、みんなが聴き終わったあと「何も聞こえないじゃん」だって。(森)
木村拓哉をサラシもんにする!
●木村くんはボクと共犯者なんです!大昔だけど、ふたりで中居くんのマンションに遊びに行ったんだ。で、エレベーターのボタンいたずらして、全部の階のボタン押しまくって遊んでたの。そしたらそのうち、電球のたまがつかなくなっちゃったんだ。「オレんとこのエレベーターこわれたよ」ってブツブツ中居くんが言ってても、ずっとふたりで知らんぷりだったんだ。(稲垣)
●すぐね、木村くん、ボクがファンのコからもらった服、ほしがるの。「お、それいーなぁー。な、いつも買い物とか映画連れてってやるじゃーん」とか言って、まぁ、それはそーなんだけど、ウウゥ、ボクを困らせないで!(香取)
●オレとこの前スキー場に行ったの。ふたりとも初心者だったんだけど、木村はのみこみが早かったんだ。調子こいてさ、オレを置いてズンズン滑ってたら、女の子に激突したんだ。そしたらソノコの前歯がボロッ!あせりまくった木村は、ひたすら「ゴメンネ、ゴメンネぇ~!」と100回ぐらいあやまってた。でも、そのコ、落ちた歯をおもむろに拾うと、歯茎にバカッとはめた。さし歯だったんだなー、これが。木村はそれ見て、しばらく目が点になって、ボー然と立ちすくんでたよ!(中居)
●寝起きが悪い!ホテルに泊まると、ボクがいつも起こす係なんだけど、「あと10分、あと10分」って言って1時間たっちゃうんだ。(草なぎ)
●アイスクリーム食べると止まらない!ボクの目の前で5個、一気に食べたこともあるんだ。おなかこわさないからフシギだな。(森)
森且行をひねる!
●ヤセの大食いっていうけど、森くんなんてホント、その典型だよ。この前、スタッフの人が「今日はドーンと焼く肉おごってやるぞ!」って誘ってくれたんだ。森くん、すごい喜んで、パクパク食べ始めたの。5人分ぐらい食べたんじゃないかなぁ。あとでそのスタッフの人、「森の分だけで1万円ぐらいいっちゃったよォ…」って半分泣いてたもんなァー。(稲垣)
●これは森がしたことじゃないんだけど、発見したんだ。森は、髪を伸ばすと、意外と美人になる!そう思った時ちょうど森がダンスを踊ってたんだ。アイツ、腰の動かし方とかナイーブじゃん。おお!けっこーきてるぜって、ひとりで感動しちゃったよ。ま、そー言っても、オレのタイプとゆーワケではない。念のため。(中居)
●ま、これもだいぶ前の話なんだけどさ。コンサートで森のヤツ、チャック全開で踊ってたことがあった!しかも、オレたちは一生懸命踊ってるのに、森は踊るのも忘れて、客席に向かって必死に手ぇ振ってるの。ファンを大事にする心はエライが、あれは笑った。(木村)
●よくね、ボクのところに「踊り教えて」ってくるの。ボクもうれしいから一緒にやるんだけど、完璧にマスターするまで森くん、やめよーとしないんだ。深夜になっても眠らせてくれない。助けてくれ!(草なぎ)
●ボクとか、ごろーくんが歌ってると必ず森くん、一緒に歌いだすの。で、そのうち大声はりあげて、歌を乗っ取っちゃう。だから最近ボクたち、すぐ違う曲にかえる攻撃をして防戦してる!(香取)
中居正広をフクロにする!
●中居くんも寝起きがそーとー悪い!朝起こしに行くと「オマエも寝ろ!」って人をふとんの中に引きずり込もうとするんだから。やっと起きたら、すっげー機嫌が悪そうな顔でウロウロ歩き回るの。ヘタに近づくとバシバシたたくから、そんなとき、ボクはそっとしておくんだ。(草なぎ)
●ちょっと前まで、「Gパンなんてカッコ悪い!オレは絶対はかねぇゾ!」って言ってたんだ、中居くん。でも、ボクは知ってる。ひそかに木村くんを呼び出して、「な、この前オマエはいてたGパン、なかなかいーじゃん。くれよ」って頼んでたのを。しばらくして、得意げにそのGパンはいてきたんだよォ。(香取)
●実は、ヒミツ特訓をしているんだ!「オレ、運動神経ゼロだからよー」なんて言いながら、夜、トランポリンを持ち出してさ、バック転の練習してるところ見ちゃったよ。くっそー、人が知らないうちに上手くなろうとしてるなー。あせっちゃうよ、ボク。特訓で動き回ってるの見てたら、ホントはムチャクチャ運動神経いい!って感じだったよ。隠してるだけなんじゃないかなぁー。(稲垣)
●ボクと原宿に行って、ふたりともすっごくおなかすいてたから、お弁当買ったんだ。「どこで食べようか?」ってボクが言ったら「ここで食おう!」って、いきなり歩道にダンボールしいて食べ始めたんだ。しょーがなくボクもそーすると「お茶買ってくる」って20分も帰ってこないの。あのときは恥ずかしかった。(森)
●ファッション大好きな中居だけど、それ以上に好きなのが、モチ。よーするに、腹がふくれるものがいいらしい。ふだんも米ばっか食べてるし、カップラーメンあげると「今日の夜食ができたぜ」って泣いて喜ぶの。(木村)