1991年9月

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デビューが決まって、すかさず、ミュージカル「聖闘士星矢」の公演で忙しくなったSMAP。8月15日から9月1日までの長丁場だし、合間をぬって、デビュー曲のキャンペーンはしなきゃならないし、体力的にも苦しい日々が続いた。
木村「1日に2回公演するときは、1回目が終わって、1時間も休まないで、すぐ2回目が始まるんだ。終わった後はホント、まともに会話もできない。家に帰ると、服のまんまベッドで眠りこけちゃったことが何回あったか…」
草なぎ「ワイヤーつけて空飛ぶシーン。あれね、股間が締め付けられて超痛い!!やってるときは夢中だけど。終わったあとは痛くて痛くて、思わずガニ股で歩いちゃうんだ」
まさに、壮絶を極める日々。しかし、そんな状況でも、イヤな顔をしてるヤツはひとりもいない。むしろ、苦しいからこそ、やりがいを感じてるみたいだ。

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香取「共演者の人に”納豆食べると、筋肉がついて体力が倍増するよ”って言われたんだ。だから楽屋では一生懸命、納豆を食べてるの。ホントに元気が出てくるんだー。早く筋肉モリモリになりたい!」
稲垣「歌いまくって、声はガラガラ。体はボロボロ。でも、気力だけでがんばってるときって、すごい充実感がある」
中居「公演のあとのミニコンサートで、足が上がらなくなりそうなときもあった。でも、「Can’t Stop!!」とか歌ってると、ファンが大合唱してくれるんだよ。あれを聴いてると”疲れてる場合じゃねー!!”って、またはりきれるんだ。まさに、ファンあってのSMAPだって実感したよ」
こんなふうに一生懸命に話してくれる連中はみんな、いい顔してる、輝いてるのだ。
「忙しくても、それはそれで、いいことじゃん!先を見て突っ走るしか、今のボクたちにはないよ!!」
SMAPは、2倍も3倍もたくましくなった。これからがますます楽しみだね!!

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▲「聖闘士星矢」は、壮大なミュージカル。SMAPの団結がより固まった気がするね。

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▲お疲れさん!楽屋に帰ってきたところ。「明日もガンバ!」

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▲さあ、いざ出陣!「え?!5分前?急がなきゃ!」

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▲「ボクの自慢の楽屋だよー」香取、森、中居が同じ楽屋

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▲「こんなにたくさん来ちゃった!」仕事の合間もきちんとファンレターに目を通す中居。エライなー

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▲デビュー曲”Can’t Stop Loving”のキャンペーン用の4tトレーラーとともにTV出演も…これ、朝の7時!

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▲ギリシャの海商王ジュリアン・ソロ役の木村拓哉は、青いコンタクトをつけて、気分はすっかり外人さ

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▲1回の公演が終わると、ミニコンサート「DANCING SMAP!」だ。シーンと静かだった会場は、熱狂と大歓声に。