1991年4月

SMAPのコンサートの魅力がグレードアップ!
元旦の日本武道館の興奮から3か月。大阪、名古屋、そして横浜に春の嵐が吹き荒れた。

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SMAPのコンサートの世界

シング・・・ロック、ラップ、バラード、ユーロビート…。ひとつのグループで、これだけバラエティに富んだ音楽を聴かせてくれるコンサートがあるだろうか。彼らのオリジナル曲もそうでない曲も、SMAPが歌うとすべてが伝わってくる。SMAPは、歌を感じさせることの魅力を、その方法をちゃんと知っている。

パフォーマンス・・・ステージから目が離せない。SMAPのショーには華やかさがある。それは、セットや照明という演出の力だけではない。彼ら自身の華やかさだ。ショー全体を通してダンスが散りばめられ、会場のテンションを高めていく。同じ動きでも、それぞれが自分のテイストで表現…キレのよさ、バランス、迫力…6人の色が重なってSMAPカラーが生まれる。

トーク・・・コントでも人を惹きつけちゃうアイドルってなかなかいない。気がきいてて、楽しくて、場があったかくなる。ずっとトークを聞いていたい気になる。おもしろさだけじゃない、吾郎の「I LOVE YOU」且行のメッセージ「みんなに会えてうれしいよ」慎吾からの「ありがとう」「いちばんいいステージ見せるからなあ~」と拓哉が叫ぶ!正広からのラブ・コール「みんな一生ついてこいよ」。飾らない言葉だからこそ、心にジンとくる。

トータル・・・SMAPが作り上げるコンサートという異空間では、誰もが夢をみることができる。”伝わる歌””パワフルなダンス””飾らないメッセージ”と、いろんな力でSMAPとファンのプレジャー・ゾーンが出来上がる。まるで世界中の楽しさが詰め込まれているようだ。

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「みんなの声援があったから、頑張ることができた。これだけのファンがオレたちのこと見守ってくれてるんだと思うと、やっぱりボクらもがんばんなきゃ、って思ったね」

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「”お客さんに楽しんでもらって、こっちも楽しむ”ってことが、けっこうできたと思うよ。ファンの子がノってくれて、ハッピ着たり、ボード持ったり一生懸命やってくれたからこっちも楽しかった。マジで感謝してる!!」

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「オレ髪の毛長いからさ、コンサートのときって髪がボサボサなんだよ。髪が目にかかったり、かきあげたり、10秒に1回は髪の毛さわってたって言われた(笑)。それが意外な反省点だったね」

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「みんなが盛り上げてくれて、SMAPも楽しませてもらった。やってて楽しかったもん。反省点はいろいろあるけど、それは自分の中で消化して、まだまだこれからもがんばる!」

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「アリーナ広かったなぁ…。会場のペンライトが星みたいでスゴかったよ。コンサートって何回やっても感動するね。最後の方で本当はウルウルきてたんだけど泣かなかった。また泣いちゃうと恥ずかしいもんね」

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「オープニングで、こっちがポーズキメてて、みんなの”キャ~”っていう声が耳に入ってきたときの緊張感、そういうの味わってないから、次は絶対にオープニングからやりたい」

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