1990年8月

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MASAHIRO NAKAI
今はファンのみんなと夏の恋をしたい

夏の恋のイメージと言えば、ナンパしかないでしょう(笑)。中学のころは、ナンパっていう響きがなんとなく大人っぽく感じてね。たまに友達といっしょに江の島とかまで出かけては、歩いてる女の子のこと後ろから笑わせたりからかったりしては、それがナンパだと思ってたんだ。でも、今考えてみると、全然ナンパじゃないんだよね(笑)。でも、あのころはそれだけで十分大人の仲間入りをした気分になっていたんだよ。あのころのことはいい思い出だよ。ボクって、意外と思うかもしれないけど、海よりも山の方が好きなんだよね。泳げないからさ、昼間の海ってもんには縁がない(笑)。今でも、地元の友達から「今から遊びにこいよ」って誘ってくれるけど、帰りひとりぼっちだって考えると、淋しくて(笑)…。でも、うれしいよね。そうやって誘ってくれるのって。夏の恋は実現しそうにないけど、ファンのみんな、いつまでもボクと両想いでいような!

TSUYOSHI KUSANAGI
ふだんと違う、浴衣姿の女の子にドキッ!?

これって、夏の恋っていえるかどうかわからないけど、中学のころ近所の夏祭りに行くと、クラスの女の子が浴衣着てるのを見てドキッとしたことあったよ。ふだん運動部に入って走り回っているコと同一人物とは思えなくてね(笑)。女の子って、浴衣着ると、すごくかわいくなるんだよね。やっぱり夏のデートと言ったら海で決まりだね。お弁当持って、海で一日中遊ぶの。でも、彼女がハイレグの水着とか着ちゃったらどうしよう(笑)…。大胆すぎるのは、苦手なんだよね。やっぱり普通のが一番いいよ。ホッとする。海に行ったあとって、すごくだるーくなるじゃない。ボク、あの気だるさって好きなんだよね。泳いだ疲れと、一日中太陽に当たったせいで、帰りの電車ではいくらでも眠っていられるって感じ。となりで彼女がボクの肩に寄りかかって眠ってくれたりしたら最高に幸せ(笑)。男ばっかりの中で生活してるボクにとっては夢のような話だけどね(笑)。

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SHINGO KATORI
サバイバル風デートで迷路に挑戦したい

夏の恋かぁ…。今のボクには、まだピンとこないな。でもね。クラスの中には夏休みに仲のいい女の子と、どこか遊びに行くやつとかいるんだよね。ボクはいつも男友達とばっかりいるから、ちょっぴりうらやましいな。口では「何だよ、あいつら」なんて言ってるけどね(笑)。もしもボクが夏休みにデートするとしたら、映画を観に行くかなぁ。でも、映画って観ているあいだって、しゃべれないからつまんないか。せっかくのデートだもんね。あ、そうだ。迷路がいいや!このあいだ家族でドライブに行った時にやってみたんだけど、かんたんなようでいてこれがけっこう難しいんだ。同じところを何回ぐるぐる回ったかわかんないよ。好きな女の子と行ったら、すごく楽しそう。真夏の太陽がジリジリしてる中、ふたりで汗かきながら出口を探すの。これって、いかにもふたりで協力しあってる、って感じだよね。いつか実現したらいいな。

TAKUYA KIMURA
夏になると思い出す、忘れられない女の人

中学2年の夏休みに、初めてグループデートってもんをしたんだよね。ほら、普通友達って学校の中でしか会うことないじゃない。それが、自分が知っている景色の中、例えば駅とかで、それも制服じゃないかっこうをして立っていたのが、当たり前なんだけど、すごく不思議な感じがしたのを今でも覚えているんだ。女の子の私服なんて、見るの初めてだったからビビったよ(笑)。ボクは、そのころから今と変わらず、Tシャツにジーンズってかっこうだった。なつかしいなぁ…。ボク、夏になると思い出す女の人がいるんだ。なんて言うと意味ありげだけど、実は近所でやる夏祭りに毎年来るアンズあめ屋のおばさん。ボク、アンズあめ”命”で、小学生の頃、そのおばさんのお手伝いまでしたことがあるんだ。すごくそれがうれしかったんだ。今年も行きたいけど、さすがにお手伝いはできないね(笑)。

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KATSUYUKI MORI
夏の思い出を聞かされる新学期が怖いよ

ボクの友達は、今年の夏は神津島とかに遊びに行くんで、今、必死でアルバイトして旅費をためてるんだ。といってもボクは、仕事があるから残念ながら参加できないんだ。だけどそれを知っていて、ボクにその旅行のパンフレットとか見せるんだよ。「ここの旅館に泊まるんだ」って。アタマくるよなぁ(笑)。その上、お土産が欲しいなら竹芝桟橋まで見送りに来ること!って条件まであるから、わざわざお土産のためにそこまで行かなくちゃいけないんだよ。そして新学期になったら、旅行の楽しかった思い出話とか聞かされると思うと、ほんとバカヤロー、だよね(笑)。夏の島で出会った恋っていうと、なんか、”その時だけ”ってイメージが強いよね。ボクは”ひと夏だけの恋”なんて、絶対いやだ。ボクって、好きになったら、とことんだからね。好きになった女の子とは、いつまでも仲よくしたいな。そして、いっしょにサーフィンなんて行けたらもう、最高なんだけどね。

GOROH INAGAKI
海もいいけど、都会の夏の夜も大好きなんだ

夏の恋ね…。いいね、いいね。ひと夏のアバンチュールなんて響き、憧れるところがある。例えば、沖縄かなんかに遊びに行って、そこに住んでいる女の子と仲良くなってさ、「来年もここで会おうね」って約束するの。それで毎年夏が近づくとそのコのこと思い出したりしてね…。うん、これはいい!ただ、ボクには無縁って感じだけど(笑)。確かに夏って言うと、みんなすぐに青い海や、涼しい夏山なんかをイメージすることが多いよね。でも、ボクは都会の夏も捨てがたい魅力があるんだ。好きだなぁ、都会の真夏の夜。クーラーの効いたビルから一歩外に出ると、ムッとした熱気がまとわりつく…。不快なんだけど、気持ちいい。言ってることが矛盾してるけど(笑)。このシチュエーションには、なんとなく大人の恋が似合いそうだよね。今のボクにはまだまだ無理かな(笑)。ボクもいつかこんな恋愛ができるような、中身のある大人になれたらいいなって思うよ。