1991年4月

ボクら3年A組同級生

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中居:ドラマの撮影って、ホント朝早いよなぁ。
稲垣:今日も朝、5時起きだったしね。朝弱いボクとしてはツライよ~。でも、撮影現場に入っちゃうと、すっごい楽しいよな。
中居:加勢さん、布施さんと楽屋がいっしょのこと多くて、この前も高校生時代の話とかしてくれて盛り上がったしね~。
稲垣:うんうん、浅野さんもいい人だよ。
中居:でもオレ、いつもシャチに怒られてんだ。
稲垣:中居くんのやってる克己役って、学校ギライで麻雀好きな明るい男の子だもんね。ハマってるじゃん。ボクなんかさ~…
中居:おとなしくて、イジイジしててナイーブってゆー徹役だろ?吾郎、ツライじゃん。
稲垣:そーなんだよ、ボクとは全然違う!だから、ボクが徹を鍛え直してやるぅ~。
中居:んなことできるわけねえだろ!!
稲垣:それより中居くん、2行以上のセリフNG出さないでよ。ボクは覚えがいいからさ。
中居:悪かったな。一所懸命ならいいんだよ。

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中居正広
オレの役は、軽くて、おしゃべりで、おせっかいで、うぬぼれや…というとんでもない男なんだけど、地に近いと認めます(笑)。オレだってたまには渋い二枚目とかやってみたいけど、やっぱオレのイメージは三枚目なんだろうね(笑)。空き時間には、共演者の萩原さんとか加勢さん、布施さんなんかと一緒にいることが多いんだ。特に萩原さんや加勢さんは、世代がほとんど同じだから話が合うね。でも、加勢さんとオレなんて、年では二つしか違わないのに向こうは先生役、こっちは生徒役…一体、何なんだ、この差は!(笑) ゆう子さんもやさしいし、あんなすてきな先生がいるなら喜んで毎日学校に行くんだけどなぁ(笑)。芝居の世界はまだわからないことが多いけど、ゆう子さんのアドバイスはすごく勉強になってる。

稲垣吾郎
共演者のみんなともすごく仲がいいし、楽しいよ!スケジュール的には、ちょっぴりきついけどね(笑)。昨日なんて撮影が終わったのが夜中の3時で、次の日は朝5時からだからね。でまたさ、その夜中の撮影っていうのが、噴水の中に飛び込むシーンでさ、もう寒いのなんのって!しっかり風邪ひいちゃったよ。でも、つらいとは全然思わない。だってスタッフの人達なんて、何日も寝てないんだもん。トレンディドラマだからって特別意識はしてないけど、きっと見てくれる人が多いだろうから、力が入るよね。テレビって映画と違って、「見よう」って気合いがなくても、スイッチさえ入れれば簡単にみられるってところが何となく怖いね。ボクの役ははっきり言ってすごく情けない役なんだけど、ふだんと違う人間を演じられるのがこの仕事のいいところだよね。

(月曜・フジテレビ系・夜9:00~オンエア)

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シャチ役の朝のゆう子さんとガシっと抱き合う中居くん

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先生に相談を持ちかけるナイーブな男の子役の吾郎くん